大小さまざま、だるま市 家内安全、商売繁盛願う 茨城・古河
新春恒例の「古河だるま市」(古河街商協同組合主催)が18日、茨城県古河市宮前町の雀神社で開かれた。手に取った客は家内安全や商売繁盛など願いを込めた。
境内には高崎だるまを手がける15軒前後が露店を並べ、赤や金、緑といった色とりどりの大小さまざななだるまが店先を飾った。鶴や亀、松などの縁起物が表情にかたどられている点が高崎だるまの特徴という。
毎年訪れるという同市前林の因出猛夫さん(68)は、家内安全を願って高さ約30センチの赤いだるまを購入。「平穏無事が一番」と話した。蛇をかたどったピンク色の小さな「干支(えと)だるま」を買った市内の小学生は「かわいいから、毎年、お父さん、お母さんと一緒に来て買ってもらっている」と笑顔を見せた。