舞う炎、無病息災祈る つくばでどんど焼き 茨城
正月飾りなどを燃やし、無病息災を祈る伝統行事「どんど焼き」が18日、茨城県つくば市小田の小田城跡歴史ひろばで開かれた。今回で37回目を迎え、家族連れなど大勢の人出でにぎわった。
地元の若手グループ「七色武士」が主催。どんど焼きは、1月15日ごろの小正月に行われる日本の伝統行事で、炎であぶった餅を食べるとその年は病気やけがに遭わず平穏に過ごせると伝えられている。
高さ11メートルのやぐらに、しめ縄や門松、だるまなどが積み上げられた。午後4時に子どもたちによって火が付けられると、炎が高く舞い上がった。集まった人たちは無病息災を願いながら餅やマシュマロを焼いた。
火入れを体験した、同市並木の平田冴知ちゃん(4)は「とても熱かった」と笑顔。父の成孝さん(38)は「炎の迫力にびっくり。とても良い経験だった」と話した。