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鹿島神宮で大寒みそぎ 身を清め、無病息災願う 茨城

御手洗池に漬かり手を合わせる大寒みそぎの参加者=鹿嶋市宮中
御手洗池に漬かり手を合わせる大寒みそぎの参加者=鹿嶋市宮中


茨城県鹿嶋市宮中の鹿島神宮(東俊二郎宮司)で20日、恒例の「大寒みそぎ」が行われた。10~70代の男女約150人が境内の御手洗池に入って身を清め、無病息災を願った。

一年で最も寒いとされる二十四節気の大寒に行う。午前10時過ぎ、鉢巻きをして男性はふんどし、女性は白装束姿で臨んだ。「エーイッ」と気合を入れ、水温12度の池に約10分間肩まで漬かり、合掌して「大祓詞(おおはらえことば)」を斎唱した後に目をつぶって祈った。

8回目の参加という同県神栖市大野原の公務員、高木基行さん(58)は「すっきりとした気持ち。自分と家族が明るく過ごせるようにと身を清めた」と話した。天海尉之(あまがいやすゆき)禰宜(ねぎ)(61)は「参加した方が前を向き、苦難を乗り越えていってほしい」と願った。



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