期限切れワクチン 6歳女児に誤接種 茨城・取手
茨城県取手市は20日、市内の医療機関で、6歳女児に誤って有効期限から2日経過した「麻しん風しん混合ワクチン」を接種したと発表した。ワクチンの有効期限を見落としたのが原因。現時点で女児に健康被害は確認されていないという。
市によると、女児は昨年12月17日、市内の医療機関で、計2回接種が必要な同ワクチンの2回目接種を受けた。今年1月14日、医療機関から市に提出された予診票を保健センター職員が確認したところ、有効期限切れのワクチンを使用したことが判明した。有効期限は昨年12月15日だった。
医療機関は女児の保護者に対し、麻しん、風しんの抗体が女児にできているかを調べる検査と、ワクチンの再接種について案内したという。