給食献立「おいしい」 茨城県知事賞 県庁食堂で提供
本年度の学校給食献立コンテスト(茨城県学校給食会主催)で知事賞に輝いた同県大洗町立南中、小野瀬尋子栄養教諭(65)のメニューが22日、県庁生協食堂で提供された。県産つくば鶏や大洗産シラスが使われた栄養バランスの良い献立が販売され、夫婦や親子連れが「おいしい」と笑顔を見せた。
知事賞の受賞メニューは全6品。食欲を引き出すため、隠し味にカレー粉を使った「つくば鶏の味噌(みそ)マヨネーズ焼き」、カルシウムや鉄分が取れる「切り干し大根のちぐさ和(あ)え」など、地場産品を使いながら費用を抑えてボリュームを出すよう工夫を凝らした。
試食した同県ひたちなか市中根、堀口正光さん(76)は「少し薄口の味わいだが栄養バランスが考えられている。最高においしい」と太鼓判を押した。受賞メニューのレシピは2月にもネットで公開されるという。