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茨城県畜産センターで飼育牛虐待疑い 内部告発で判明 元・現職員8人と県を書類送検 県警石岡署

石岡署=石岡市東石岡1丁目
石岡署=石岡市東石岡1丁目


茨城県畜産センター(同県石岡市根小屋)の職員が、飼育する牛を虐待していたとして、県警石岡署が動物愛護法違反の疑いで、職員や元職員計8人と、管理者としての県を水戸地検に書類送致していたことが24日、関係者への取材で分かった。書類送検は20日付。
虐待は内部告発により判明した。動物愛護団体「PEACE」(東京都豊島区)など4団体が同署に刑事告発し、2024年3月に受理されていた。
告発状などによると、職員らは飼育する乳牛や肉牛に対し、金属製の掃除道具で腹を叩いたり、顔を鉄などで叩いたほか、傷めている足を金属製スコップで突くなどの暴行を日常的に行っていたという。また、糞尿でぬかるんだ放飼場で飼育していたとしている。
証言した元従業員は「県の責任は大きい。県は改善を報告しているが、過去の行いが消えるものではなく、厳正に処罰してほしい」と話しているという。
同センターは取材に対し「虐待の目的ではなく、牛を誘導する作業の一環だった。現在は行っていない」とコメントした。



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