八千代の4棟火災 未然に防ぐ注意義務怠る 容疑で68歳女逮捕 茨城県警下妻署
茨城県八千代町で27日に発生した住宅2棟が全焼し2棟の一部を焼いた火災で、県警下妻署は28日、火災を未然に防ぐ注意義務を怠ったなどとして、重過失失火の疑いで、同県古河市、無職、女(68)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。
逮捕容疑は27日午前1時ごろ、同町平塚の木造2階建て空き家住宅で、室内を照らすため、こたつ上に置かれたロール紙などに火をつけ、毛布をかぶせて消火したと誤認して立ち去った後、ロール紙が再び燃え出して同住宅を全焼させ、近隣の住宅3棟にも燃え移らせた疑い。