水戸で住宅全焼 焼け跡から2人の遺体 住人夫婦か 茨城【更新】
29日午前2時29分ごろ、茨城県水戸市酒門町、職業不詳、男性(86)方から出火、木造平屋建て住宅約50平方メートルを全焼、焼け跡から2人の遺体が見つかった。この家には男性と80代の妻が住んでいるとみられ、連絡が取れなくなっていることから、県警水戸署は遺体が夫婦の可能性もあるとみて身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。
同署によると、近所のパート従業員、女性(51)が「住宅から火が出ている」と119番通報した。
近くに住む男性(52)は「寝ていたら妻が火災に気づき、急いで逃げた。家の前が真っ赤に燃えていて熱風を感じた。水をまきながら消防を待った」と話した。
現場はJR水戸駅から南東に約4キロ離れた市立酒門小の近くの住宅街。