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古河で将棋名人戦 茨城県内初、5月第5局へ期待

対局が予定されるホテル山水の和室と高橋采子社長=古河市中央町
対局が予定されるホテル山水の和室と高橋采子社長=古河市中央町


茨城県古河市は1月31日、5月29~30日に開かれる将棋の第83期名人戦七番勝負第5局の開催地に、市内のホテル山水(同市中央町)が選ばれたと発表した。市によると、対局が第5局まで進めば、県内で初めての将棋の名人戦となる。現在のタイトルホルダーは、藤井聡太七冠(22)。市は合併20周年記念行事の目玉に位置付け、地域の活性化につなげたい考えだ。

名人戦七番勝負は第1局から第7局まで予定され、先に4勝すれば名人のタイトルを獲得できる。第5局の対局は、過去10期のうち9期で行われている。

ホテル山水はかっぽう旅館をルーツとし、1947年に創業。立地する杉並通りは土壁が続き、歴史を感じさせるたたずまいだ。高橋采子社長(76)は「大変光栄。第5局まで行われるのは7割くらいの確率だと聞いている。しっかりと準備したい」と話す。

市企画課は「市全体で盛り上げたい」と意気込む。商工・観光関係者らによる実行委員会を近く立ち上げ、対局者が食べる「勝負めし」の募集や大盤解説、前夜祭といったイベントを企画・提案する。



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