いばらきっ子郷土検定 岩瀬東中(桜川)優勝 水戸で県大会
茨城県内の中学2年生が歴史や産業など同県に関する知識をクイズ形式で競う「第12回いばらきっ子郷土検定県大会」(県教委主催)が1日、同県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれた。昨年11月実施の市町村大会を突破した計45校が参加し、桜川市立岩瀬東中が激戦を制し優勝を果たした。
市町村大会は、国公私立の中学2年生が参加し、各市町村代表44校と国県私立の代表1校を選出した。県大会では5人一組のチームが9ブロックに分かれ、それぞれ勝ち抜いた3チームが決勝に進んだ。
クイズは記述式や早押しで行われ、2024年パリ五輪でフェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した水戸市出身の人物を問う問題や、画像を見て県内観光地の名称を答えるものなど、県内全域に関する幅広い内容が出題された。
決勝は、岩瀬東中、筑西市立下館中、県立日立一高付属中の3校が進出。5ポイント先取のルールで、的確かつ積極的にボタンを押してポイントを重ねた岩瀬東中が頂点に立った。優勝メンバーは、塚田夏季さん、青木澪美さん、小林真翔さん、軽部恵愛さん、秋山蒼來さん。優勝を決め、生徒らは「今まで練習してきたことが優勝につながって良かった」などと喜びを語った。
会場ではお笑いトリオ「森三中」の3人などがスペシャルゲストとして登場し、大会を盛り上げた。