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シン・いばらきメシ再集結 絶品グルメ堪能 人気メニューに長蛇の列 茨城・つくば

小美玉市のスイーツ「ダイヤモンブラン」を購入する来場者=つくば市吾妻
小美玉市のスイーツ「ダイヤモンブラン」を購入する来場者=つくば市吾妻


茨城県水戸市で昨秋開催されたご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」のメニューが再び味わえるグルメフェスティバルが2日、同県つくば市吾妻のつくばセンター広場で開かれた。銘柄牛の常陸牛を使った肉丼をはじめ、サツマイモのスイーツが登場。小雨が降る悪天候にもかかわらず会場はにぎわい、家族連れなどが絶品グルメを堪能した。

シン・いばらきメシ総選挙は、茨城県の豊かな食材を生かし、新名物グルメを作ろうと、県が昨年10月に初めて開催。県内44市町村が趣向を凝らした料理やスイーツを提供した。

この時の来場者アンケートで水戸市以外での開催を望む声があるなどしたため、「シン・いばらきメシ再集結」と銘打った今回のフェスが企画された。

出品数は県内26市町村から一般料理22品目とスイーツ13品目。オリジナルの肉丼やカレー、ラーメン、スープ、スイーツなどが販売され、来場者は味を食べ比べるなどして楽しんだ。

総選挙の一般料理部門でグランプリに輝いた同県五霞町の「シン・茨城あげそば」や、スイーツ部門で頂点に立った同県小美玉市の「ダイヤモンブラン」も人気で、長蛇の列ができた。

茨城あげそばは豆乳やラー油、すりごまなどを混ぜることで5回の味の変化が楽しめるユニークな一品で、揚げた常陸秋そばと野菜にあんをかけて食べる。ダイヤモンブランは筑波山に夕日が沈む場面をイメージし、サツマイモクリームの上に筑波山特産の福来みかんを使ったマカロンをのせている。

30分ほど並んでダイヤモンブランを食べたつくば市の小学4年、田中千咲都さん(10)は「口の中でモンブランが溶けておいしい」と笑顔。昨年の総選挙に続き来場した同県下妻市の中里美貴さん(28)は「どのグルメも本当においしい。茨城の食について関心を高めることができた」と話していた。

「再集結」は今月22日午前10時~午後3時半、同県牛久市中央の牛久シャトーでも開催される。



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