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桜川筑西ICに駐車場 10日から実証実験 休憩施設の空白対策 ネクスコ東日本 茨城

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東日本高速道路(ネクスコ東日本)は3日、北関東自動車道の休憩施設の空白区間対策で、茨城県桜川市長方の桜川筑西インターチェンジ(IC)の出口手前に利用者向けの駐車場を設ける実証実験を実施すると発表した。同社によると、全国初の取り組み。10日午後3時に運用を開始する。同社は「効果を検証した上で、設置継続や他ICへの拡大を検討したい」としている。

同社広報課によると、駐車場は料金所の出口手前の左側に位置し、料金所建物内のトイレを使える。駐車スペースは一般車3枠、大型車2枠。高速道上に利用状況を伝える電光表示板を置き、空きがある場合に利用してもらう。高速道に戻るには、料金所出口の「一般」レーンで停止し、インターホンで乗り直しを伝えるなどの方法がある。

北関東道は現在、同県笠間市の笠間パーキングエリア(PA)と、栃木県壬生町の壬生PAの間の約48キロが休憩施設空白区間。同ICの新駐車場までは笠間PAから約16キロ、壬生PAから約32キロとなる。

実証実験は同社などによる「高速道路SA(サービスエリア)・PAにおける利便性向上に関する検討会」が2023年12月に策定した方針を踏まえた。方針は空白区間が35キロ以上の場合、IC内側の管理用敷地を開放し、短時間休憩を可能とする駐車場として整備する方向性を示す。

実施期間は未定。設置継続や他ICへの拡大は、効果を検証した上で検討する。同課は「休憩機会の確保や良好な運転環境の提供につなげたい」とし、活用を呼びかけている。



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