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歴史のまち華やかに 真壁のひなまつり開幕 茨城・桜川

展示されたひな飾りを眺める来場者ら=桜川市真壁町真壁の蔵布都
展示されたひな飾りを眺める来場者ら=桜川市真壁町真壁の蔵布都


文化財が並ぶ歴史的な街並みを華やかなひな人形が彩る「真壁のひなまつり」が4日、茨城県桜川市真壁地区で開幕した。商店や民家など125軒に江戸時代から現在までのひな人形が並び、観光客を魅了している。

まつりは寒い季節に足を運んでくれた人をもてなそうと、住民有志が2003年に始め、今年で21回目。

同市真壁町真壁の染織工芸サロン「蔵布都(くらふと)」では、入り口付近に大正時代のひな人形を展示。豪華な7段飾りの上段にはツルが描かれた黒い屏風(びょうぶ)が立てられ、お内裏さまとおひなさまを上品に引き立てている。

友人らと訪れた同県結城市、会社員、岡本真衣さん(39)は「時代によって化粧や表情が違っていて面白い」と話した。



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