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「恩返し」ボール寄贈 J2水戸・本間CRO ホームタウンの175校に

サッカーボールを寄贈し、高橋靖水戸市長(左)から感謝状を贈呈されたJ2水戸の本間幸司CRO=水戸市小吹町
サッカーボールを寄贈し、高橋靖水戸市長(左)から感謝状を贈呈されたJ2水戸の本間幸司CRO=水戸市小吹町


サッカー・Jリーグ2部(J2)水戸ホーリーホックで昨季限りで現役引退した本間幸司CRO(クラブ・リレーション・オーガナイザー)が、ホームタウン全15市町村の小学校など計175校にサッカーボールを寄贈した。

2月中旬から各校に届くのを前に、茨城県水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で4日、ホームタウン推進協議会長の高橋靖水戸市長から感謝状が贈られた。

同県日立市出身の本間CROは、昨季までクラブ在籍26年のGKとして活躍した。同企画は現役引退を決断した昨年10月ごろから「地元に恩返ししたい」と構想を練り始め、実現に至った。企画名は「GIVE BACK FROM KOJI(ギブ・バック・フロム・コウジ)」に決まった。

ボールはクラブエンブレム入りで、小学生用の4号球。ホームタウンの私立を含む全163校の小学校と義務教育学校、全12校の特別支援学校の計175校を対象に各校3球ずつ、計525球を寄贈する。

本間CROが直接学校を訪れ、サッカー教室などを行う計画も立てられているという。

高橋市長は「本間選手の思いが伝わるように、子どもたちが笑顔で遊ぶ姿を見たい」と期待を寄せた。

企画した本間CROは「サッカーやスポーツから学ぶことは多い。そのきっかけになってほしい。ボールを蹴った子どもが僕たちのクラブに入ってきてくれたら、そんな幸せなことはない」と思い描いた。



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