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武装グループ侵入を想定 茨城県警と陸自が共同訓練

共同実動訓練に臨む陸上自衛隊施設教導隊と県警銃器対策部隊=ひたちなか市東石川
共同実動訓練に臨む陸上自衛隊施設教導隊と県警銃器対策部隊=ひたちなか市東石川


茨城県警と陸上自衛隊施設学校は6日、同県ひたちなか市東石川の陸自勝田小演習場で、武装グループの県内侵入による自衛隊の治安出動を想定した共同実動訓練を行った。陸自施設教導隊と県警警備部の銃器対策部隊から計約80人が参加。有事の際の双方の役割や連携を確認した。

訓練は武装工作員が県内に侵入し、自衛隊への治安出動命令が出されたとの想定で実施。現場まで急行する緊急輸送訓練では、県警車両が自衛隊の装甲車やトラックを先導し、スムーズに移動できるようにした。

同校警備課長の鎧塚貞光2等陸佐は「文化の異なる組織の連携は簡単ではない。自然に連携ができるレベルを高めていきたい」と訓示。県警の小泉辰也警備部長は「訓練が訓練で終わらないよう課題を抽出して検証し、連携強化に努めたい」と話した。



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