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茨城県管理下水道、異常なし 埼玉・八潮の道路陥没事故受け 築40年以上対象に緊急目視点検

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は7日、埼玉県八潮市での道路陥没事故を受けて実施した県管理下水道の緊急目視点検で、異常はなかったと発表した。点検対象は築40年以上の下水道管で10市町の計89.2キロ。3~6日の4日間実施した。

茨城県下水道課によると、点検は敷設箇所の道路のたるみのほか、マンホールのふたを開け、損傷や流下の状況、流下物の堆積状況などを確認した。

県管理の下水道管は延長約360キロ。築40年以上のものは土浦、石岡、龍ケ崎、牛久、つくば、ひたちなか、かすみがうら、神栖、阿見、利根の各市町に敷設され、全体の約25%。築50年超は2022年時点で5%の約18キロとなっている。

通常の点検で道路の目視は1カ月に1回、マンホール内の目視は年2回実施。腐食の恐れの大きい箇所は5年に1回の法定点検でカメラ調査も行ってきた。

同課担当者は「国や埼玉県の原因究明、再発防止策を踏まえ、今後の対応を検討したい」と話している。



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