強い寒気の影響で厳しい冷え込みが連日続く中、茨城県大子町袋田の袋田の滝の凍結が進み、氷瀑による荘厳な姿を見せている。

観瀑施設管理事務所によると、7日の寒さで一気に凍結し、8日時点で6割ほどまで進んだという。水量が少ないため、黒い岩肌が透き通って見える箇所もあるが、氷の上を水が流れ落ちる厳冬期ならでは光景が見られる。

家族で訪れた同県つくば市松代の富田顕己さん(11)は「初めて凍る滝を見た。少しずつ溶ける姿がすてき」と感動した様子。同事務所の村山康支配人は「やっと冬らしい滝の姿が現れた。冷え込みが続けば、今週末まで楽しめる」と話した。