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麦踏みを体験 園児が一列で 茨城・取手

麦踏みをする園児ら=取手市下高井
麦踏みをする園児ら=取手市下高井


茨城県取手市下高井の耕作放棄地を再生した畑で10日、近くの市立永山保育所の園児38人が麦踏みを体験した。一帯の耕作放棄地に小麦やヒマワリなどを栽培して農地を守っている地元農家による「下高井地域振興協議会」と市が企画。園児による麦踏みは今年で5回目。

同所の畑約1036平方メートルに小麦「ゆめかおり」の種を昨秋、まいた。この日は冬晴れの下、子どもたちが一列になって一斉に芽を踏み、小麦を強くする作業に励んだ。6月ごろに同所で収穫される小麦は製粉された後、周辺の保育所や小中学校の給食とおやつの材料として提供される。

片見珠利之ちゃん(5)は「歩くのが楽しかった」、協議会の秋谷政弘会長(64)は「子どもたちに喜んでもらえればいい」とそれぞれ話した。



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