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華やか棒揃え さあ祭頭祭 囃人ら350人、総仕上げ 鹿嶋・小山郷 茨城

校庭で樫棒を組み鳴らす囃人ら=鹿嶋市荒野
校庭で樫棒を組み鳴らす囃人ら=鹿嶋市荒野


鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中、東俊二郎宮司)の祭頭祭で当番字を務める小山郷(小沢通男祭事委員長)の棒揃(ぼうぞろ)えが9日、同市荒野の市立中野東小で行われた。棒揃えとは祭頭囃(さいとうばや)しの最終的なリハーサルで、囃人(はやしびと)らは校庭で一斉囃しを披露した後、本番に先立ち地区内で祭頭囃しを行う廻(まわ)り祭頭を行った。

9日は、祭事委員会の役員や色鮮やかな衣装「綺羅(きら)」を身に着けた囃人ら約350人が参加した。太鼓をたたく音や祭頭歌に合わせて、樫棒(かしぼう)を組み鳴らした。廻り祭頭では沼尾神社や不動堂などを訪れた。

参加した、中野東小5年の大崎陽咲さん(11)は「樫棒が重かった。当日は、みんなできれいに回れるように頑張りたい」と話した。小沢祭事委員長は「無事に終了できてほっとしている。地域の絆がより深まるよう期待している」と意気込んだ。



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