茨城県筑西市は12日、交通死亡事故を起こした総務部付課長の男性(58)を停職6カ月と課長補佐への降任の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

市人事課などによると、男性は別職場の課長だった昨年5月2日午後5時41分ごろ、同市甲の市道で自家用車を運転して帰宅中、安全確認が不十分のまま交差点に入り、歩いて横断歩道を渡っていた女性をはね、脳挫傷で死亡させた。

男性は今年1月14日に下館簡易裁判所から自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で罰金100万円の略式命令を受けた。

市は男性の管理監督者だった当時の部長と副部長をいずれも厳重注意とした。