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大子で旅館経営の滝川館 破産申請へ 負債約3億円 茨城

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東京商工リサーチ水戸支店は12日、旅館や土産物店を経営する滝川館(茨城県大子町袋田)が10日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、破産申請の準備に入ったと発表した。負債は約3億円の見込み。

同社は1960年12月設立。袋田温泉街で「滝味の宿 豊年万作」や土産物店を経営していた。老舗宿として一定の知名度がありながらも、温泉街の集客が減退傾向の中、新型コロナウイルス感染症の影響から宿泊・日帰り入浴客ともに激減した。

感染症流行の緩和や政府の旅行業支援策などで業況改善の兆しが見られていたが、国税滞納によって売上債権を差し押さえられたことが引き金となり、事業を停止した。



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