同僚女性に不同意性交容疑 消防副士長を書類送検 茨城県警ひたちなか署
![ひたちなか署=ひたちなか市東石川](https://ibarakinews.jp/photo/17394408622317_photo1_001.jpg)
ひたちなか・東海広域事務組合消防本部(茨城県ひたちなか市)に所属する女性消防士が同僚からの性被害を訴えていた問題で、県警ひたちなか署は13日、不同意性交などの疑いで、20代の男性消防副士長を水戸地検に書類送致した。
書類送検容疑は昨年5月以降、消防署内で同僚女性の1人に性的暴行を、もう1人にわいせつ行為をした疑い。捜査関係者によると、副士長は「同意があった」という趣旨の話をしている。
同消防本部は「内容を把握していない。警察、検察の捜査の進展を見守り、地検の判断を踏まえて処分を検討する」とコメントした。
同消防本部などによると、昨年7月以降、副士長からのセクハラ被害を訴える相談が相次ぎ、女性2人が県警に被害届を提出していた。同消防本部は昨年11月、県警で捜査中の事案を対象外として、複数の女性職員へのセクハラ行為7件を認定し、副士長を停職3カ月の懲戒処分にしている。