教員選考 特別支援の受験資格拡大 茨城県教委、26年度試験要項発表
![茨城県庁=水戸市笠原町](https://ibarakinews.jp/photo/17395401768744_photo1_001.jpg)
茨城県教育委員会は14日、2026年度採用の県公立学校教員選考試験実施要項を発表した。特別支援学校教諭の受験資格拡大や特別選考を実施する教諭の採用予定人数については、退職数や配置校の状況などを総合的に考慮し、高校(中高一貫校含む)は前年度比10人増の140人とするなど、全体で同1人増の計966人を予定する。
特別支援学校教諭を見ると、特別選考では「(仮称)神栖特別支援学校」の開校予定などを受け、採用後は原則として鹿行地域の特別支援学校に10年程度勤務することを条件とした。
中学校教諭と高校教諭(一部教科を除く)の志願者は、特別支援学校教諭との併願が可能になった。
さらに受験資格も拡大した。小中高いずれかの普通免許状を持っている人、または26年4月1日までに取得見込みの人で、採用後約3年以内に特別支援学校教諭普通免許状を取得見込みの人も受験できるようになる。
採用予定人数は小学校410人、中学校280人、高校140人、特別支援学校110人、養護22人、栄養4人の計966人。出願期間は2月25日午前9時~3月24日午後5時。電子申請で受け付ける。