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そば早食い競争に歓声 茨城県内最大産地PR 筑西

女性の部の決勝でけんちんそばをかき込む参加者=筑西市川澄
女性の部の決勝でけんちんそばをかき込む参加者=筑西市川澄


全国有数のソバ生産地の茨城県筑西市をPRしようと、常陸秋そばの早食い大会が16日、同市川澄の道の駅グランテラス筑西で初めて開かれた。県内外から早食い自慢の男女63人が参加し、勢いよくそばをかき込む姿に歓声が上がった。

市商工観光課によると、市のソバ収穫量(2022年)は526トンと市町村別で茨城県内1位、全国10位の一大産地。同県ブランド品種の常陸秋そばを中心に生産が盛んという。

大会は「常陸秋そば早食い大会inちくせい」で、市観光振興推進協議会主催。市産の常陸秋そばを使ったけんちんそばを食べる早さを男女別に競った。麺の量は男性280グラム、女性200グラム。予選を突破した男性8人と女性6人が決勝に進んだ。

男性の部で優勝した同県日立市、自営業、鈴木和義さん(55)は「麺はコシがあっておいしかった」、女性の部で優勝した同県ひたちなか市、管理栄養士、吉井美沙さん(32)は「麺を食べてからひたすら具を食べた」と話した。市誕生20周年にちなみ、2人にはそれぞれ市産コメ20キロが贈られた。

会場には飲食ブースも設けられ、ご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」一般料理部門グランプリに輝いた同県五霞町の「シン・茨城あげそば」などが出品された。



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