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圏央道 2ICをETC専用に 牛久阿見と坂東 混雑緩和へ3月から 茨城

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東日本高速道路(ネクスコ東日本)は3月中に、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城県内の牛久阿見インターチェンジ(IC、同県阿見町)と坂東IC(同県坂東市)の料金所2カ所を自動料金収受システム(ETC)専用料金所に変更する。専用への変更は県内で初めて。国や同社などが目指すキャッシュレス・タッチレス化の一環で、理解や協力を呼びかけている。

牛久阿見は3月5日、坂東は同25日のいずれも午前0時に運用開始。ETC車載器を搭載していない車両の利用はできなくなる。高速道路や一般道の案内標識に「ETC専用」の標識を併設し、注意を促す。

誤って利用した場合は「ETC/サポート」や「サポート」と表示されたレーンを通行。現地の案内や係員の指示に従う。

同社は2021~25年を「SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置付け、さまざまな取り組みを実施。料金所のキャッシュレス・タッチレス化で、混雑緩和などによる利用者の生産性向上や人員配置の効率化などにつなげる。

国土交通省のまとめによると、昨年11月のETC利用率は全国平均で95.1%に上る。専用化について、同社担当者は「ご理解とご協力をお願いしたい」と話している。



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