心和む児童画 水戸「まちの駅」で展示 MOA入賞135点 茨城

子どもたちが夏休みの思い出などを伸び伸びと描いた「MOA美術館水戸市児童作品展」(茨城新聞社など後援)の入賞作135点が、茨城県水戸市の中心市街地にある「まちの駅」各所で展示されている。「新聞の駅」として親しまれる茨城新聞みと・まち・情報館(水戸証券ビル1階)には入賞作のうち20点が展示され、来館者の心を和ませている。
茨城新聞社長賞に輝いた同市立内原小6年の酒井琳仁(りひと)さんの作品「ぼくの一日駅長体験」は、筑波山ケーブルカーの仕事体験の様子を描いた。新たに、みと・まち・情報館賞には同市立河和田小6年の大和田喜一さんの作品「みんなとハイタッチ」が選ばれた。
入賞作を展示しているのは、同館と水戸芸術館(同市五軒町)、市民会館(同市泉町)、ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸(同市大工町)、メガネのクロサワ(同市南町)、京成百貨店(同市泉町)、文化デザイナー学院(同)の七つのまちの駅。
まちの駅みとネットワーク協議会は公式LINE(ライン)で2カ所のスタンプを集めると、3000円分の商品券が当たるスタンプラリーも実施している。
展示は来年1月7日まで。年末年始の休みは、まちの駅によって異なる。関係者は「11月末まで水戸市総合教育研究所に展示されていた心温まる作品ばかり。今度はまちを巡りながら楽しんでほしい」と呼びかけている。
問い合わせは、みと・まち・情報館(電)029(306)9500(平日午前10時~午後5時)。