全国の地方紙 元日号を紹介 31日まで展示 茨城・水戸

全国各地の地方紙の元日号が並ぶ館内=水戸市南町の茨城新聞みと・まち・情報館
全国各地の地方紙の元日号が並ぶ館内=水戸市南町の茨城新聞みと・まち・情報館


茨城県水戸市南町2丁目の茨城新聞みと・まち・情報館(水戸証券ビル1階)で、全国各地の地方新聞の元日号を紹介する展示会が31日まで開かれている。1面では各社、「能登半島地震から1年」の表情を報道。今年は「戦後80年」「昭和100年」の節目とあって、さまざまな切り口で戦争や昭和を考える企画記事も目立った。

元日号は、正月を飾る紙面として各地方紙が総力を挙げ取材、制作している。1面トップで「能登地震1年」を取り上げた神戸新聞(兵庫県)は、阪神大震災の経験も踏まえ、復興への願いを強調。「皆で新しい町つくる」と、神戸からボランティア活動に駆け付ける市民の姿にも触れた。

静岡新聞(静岡県)や愛媛新聞(愛媛県)は「戦後80年」を前面に打ち出し、地元で新たに発見された戦時中の記録・資料などを大きく紹介。来館者は「比べて読むと、地域色を感じる」などと話している。

開館時間は平日午前10時から午後5時。問い合わせは同情報館(電)029(306)9500。



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