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リスキリング理解深める 茨城県庁でシンポジウム

トークセッションで意見交換する企業の代表者ら=県庁
トークセッションで意見交換する企業の代表者ら=県庁


リスキリング(学び直し)への理解を深めてもらおうと、茨城県は19日、リスキリング推進シンポジウムを県庁で開催した。関心のある企業や個人約240人(オンライン含む)が参加し、専門家による講演や優良事例の紹介に耳を傾けた。

基調講演ではジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事の後藤宗明氏が「人手不足とリスキリング」を主題に講演。人工知能(AI)やデジタルが成長分野であると前置きし、「将来の重点分野の仕事に移ることも目的になる」と解説した。

経営者が自ら取り組む重要性を説き、適切な設備投資や外部人材の活用、従業員が活躍し続けられる環境整備の三つを大事なポイントとして挙げた。

リスキリングに積極的に取り組む優良企業の表彰も行った。本年度はベストプラクティス企業に海老根建設(同県大子町)、櫻井運輸(同県古河市)、水木木材工業(同県東海村)の3社と、グッドプラクティス企業に仁心会(同県水戸市)とベテル(同県石岡市)の2社を表彰した。受賞した3社の取り組みも紹介され、トークセッションでは始めたきっかけなどが話題に上がった。



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