水戸に新グラウンド、3月開業 ロボッツも参入、バスケットコート整備へ 茨城

茨城県水戸市サッカー協会とサッカーJ2水戸ホーリーホックでつくる一般社団法人「MFA-B&S」は20日、同市見川町で整備中の新グラウンドが3月18日に開業し、今後、バスケットボールB1の茨城ロボッツが参加してバスケットボールコートを整備することを明らかにした。同法人の渋谷安泰志代表理事らが市役所を訪れ、高橋靖市長と変更した協定書を交わした。
同法人は2023年12月、新たなサッカーグラウンドを核としたスポーツ振興計画の協定を市と締結し、グラウンドなど総面積約1万9000平方メートルの施設整備を進めていた。
変更した協定では、当初はフットサル場とした場所をバスケットボールコートなどの体育館整備とする。グラウンド約1万平方メートルに対して体育館は約1500平方メートルで、25年度に着工、26年度に完成させる。当初はサッカー体験イベントなどを計画していたところ、ロボッツの参入により、イベントや指導者対象の講習会などでバスケットボールの環境充実も図られる。
渋谷代表理事は「事業を通してホーリーホックとロボッツの間で絆を生むのではないか」と期待を語った。