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営利目的で覚醒剤譲渡 9都道県の15人に 容疑で千葉の男追送検 茨城県警

県警が男の住宅や管理するトランクルームから押収した覚醒剤など(県警提供)
県警が男の住宅や管理するトランクルームから押収した覚醒剤など(県警提供)


ツイッターやテレグラムなどの交流サイト(SNS)を通じ、茨城や東京、北海道など1都1道7県の31~63歳の男女15人に覚醒剤などを営利目的で譲渡したなどとして、茨城県警組織犯罪対策2課と県警神栖署は21日までに、麻薬特例法違反(業としての譲渡、薬物犯罪収益の隠匿)の疑いで、千葉県松戸市、無職、被告の男(41)=覚醒剤取締法違反罪で起訴=を水戸地検土浦支部に追送致した。同課は認否を明らかにしていない。

追送検容疑は、2019年3月22日ごろから24年2月11日までの間、ツイッターなどを利用して男女15人に対し、レターパックによる郵送や手渡しで計514回にわたって覚醒剤計11.5グラムなどを営利目的で譲り渡し、計2210万円を受け取った疑い。また、19年5月15日ごろから24年2月9日ごろまでの間、多数人に譲り渡した覚醒剤などの対価として現金計5865万円を、被告の男管理の他人名義の口座に計1471回にわたり振り込ませた疑い。

同課によると、被告の男はツイッターで、「株式会社シャブズIsland(アイランド)」や覚醒剤の隠語を使って販売を匂わせ、匿名性の高いテレグラムに誘導していた。レターパックには文房具やカタログと表記し、実際に100円ショップの文房具やカタログを入れて偽装していたという。



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