いばらきメシ、牛久で堪能 知事表明 26年秋に第2回選挙 茨城

昨秋、茨城県水戸市を舞台に開かれたご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」のメニューが再び味わえるグルメフェスティバルが22日、同県牛久市中央の牛久シャトーで開かれた。大井川和彦知事は開会式で、「第2回を2026年秋に開催する」と明らかにした。
シン・いばらきメシ総選挙は茨城県の豊かな食材を生かす新名物をつくろうと、県が昨年10月に初めて開催。水戸市以外での開催を望む声があったことなどから、「シン・いばらきメシ再集結」と銘打ったイベントを今月、同県つくばと牛久の2市で開くことになった。
開会式で大井川知事は「(昨年は)44市町村が名誉を懸けて戦い、グランプリを争った」とイベントへの手応えを語った上で、第2回を26年秋に開催する意向を明らかにした。
この日は一般料理とスイーツの各部門でグランプリを獲得した2品も再集結。グランプリの一つ、五霞町のシン・茨城あげそばを買い求めた牛久市の50代女性は「県の食材をおいしく料理する参考にしたい」と笑顔を見せた。
県内26市町村からちゃんこ鍋や焼き肉丼、パフェ、チーズケーキなど、一般料理22品目とスイーツ13品目が販売され、来場者は長蛇の列を作り、各地の絶品グルメを堪能した。同日は日本遺産をPRする「日本遺産フェスタ」も開かれ、家族連れでにぎわった。