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鹿島サポーター歓喜 7年ぶりホーム開幕戦白星 茨城

ホーム開幕戦で選手に声援を送る鹿島サポーター=鹿嶋市神向寺
ホーム開幕戦で選手に声援を送る鹿島サポーター=鹿嶋市神向寺


サッカー・J1鹿島アントラーズのホーム開幕戦が22日、茨城県鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで行われ、東京ヴェルディに4-0で完勝した。大量点で2018年以来7年ぶりにホーム開幕戦を白星で飾り、スタジアムをチームカラーの赤で染めた大勢のファンやサポーターは喜びを爆発させた。

今季はJリーグ元年の1993年から選手として5年間在籍した鬼木達氏を監督に招聘(しょうへい)。川崎フロンターレで国内主要タイトルを計7度獲得した新指揮官への期待感が膨らみ、スタジアムには2万6021人が集まった。ゴール裏に陣取ったサポーターらは試合開始直前に「鹿島一心」の大旗を掲げ、鬼木新監督の下、チームを後押しし、共に戦う決意を示した。

20年以上鹿島を応援する千葉県千葉市、会社員、郡司将吾さん(34)は「鬼木監督には時間をかけ強い鹿島に戻してもらい、世界で戦うチームにしてほしい」と期待。MF荒木遼太郎選手のファンという茨城県笠間市、会社員、保坂麻紀さん(34)は「チームの攻撃の形をつくってくれることを信じているので、しっかり応援したい」とエールを送った。

FW鈴木優磨と新加入のFWレオセアラの両選手に注目する鹿嶋市、会社員、古島尭晃さん(29)は「2人でたくさん点を取り、タイトルを取ってほしい」と熱望。願いが届き、両選手とも2得点の活躍を見せた。東京都狛江市、会社員、猪股裕二さん(54)は「久々に鹿島らしい試合だった。今年こそタイトルを取ってほしい」と2016年から遠のいているリーグ優勝を願った。



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