梅花、闇に浮かぶ 水戸でイベント 茨城

夜の観梅を楽しむ「夜・梅・祭2025」が22日、茨城県水戸市三の丸の弘道館と水戸城址(じょうし)で開かれた。開花が進む紅白の梅が闇の中に浮かび上がり、幻想的な雰囲気が漂った。
イベントは第129回水戸の梅まつりの一環。弘道館内の梅園では、ほのかに甘い香りが漂う中、咲き始めた白梅や、多くの花を付けた紅梅がライトアップされ、正庁に彩りを添えた。弘道館公園の梅林には水府提灯(ちょうちん)が並び、ほころぶ梅の花を照らした。訪れた家族連れらは、昼とは違う梅の表情を写真に収めていた。
今回の梅まつりでは、偕楽園で3月9日までの土日祝日に、園内をライトアップする「偕楽園UME The Lights」が開催される。