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沸くファン はや昇格期待 J2水戸ホーム開幕戦 茨城

タオルや旗などを掲げ勝利を喜ぶ水戸サポーターら=ケーズデンキスタジアム水戸
タオルや旗などを掲げ勝利を喜ぶ水戸サポーターら=ケーズデンキスタジアム水戸


サッカー・J2水戸ホーリーホックのホーム開幕戦が23日、茨城県水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で行われた。昨年よりも約2000人多い、観客7521人が詰めかけ、モンテディオ山形との対戦を大声援で盛り上げた。

キックオフの前、叔父と一緒に観戦に訪れた千葉県千葉市、小学2年、村田琉唯斗さん(8)は「いっぱいゴールを決めて勝ってもらいたい。今年こそはプレーオフに行ってほしい」と願いを込めた。夫婦で応援に駆け付けた水戸市、パート従業員、三宅晴美さん(62)は「新しく入った選手に前を向いてゴールを目指してもらいたい。ホーム開幕戦なので、まずは1勝という思いで応援する」と意気込んだ。

試合は前半28分、ゴール前に駆け上がった新加入のMF津久井匠海選手がシュートを決めて水戸が先制。後半は粘り強いディフェンスで1点を守りきり、今季初勝利を収めた。ファン歴8年の茨城県那珂市、会社員、大森辰規さん(46)は「(津久井選手は)移籍して初ゴールだったので盛り上がった。チャンスをたくさんつくって、内容で相手を上回っていた」と、昨季4位の山形に対する勝利に手応えを感じていた。

昨季はクラブ創設30周年の節目で15位に終わった水戸。それだけに、サポーターは「今年こそはJ1昇格」と口をそろえる。この日、スタンドから大声でエールを送り続けた水戸市立笠原中2年、炭田紗希さん(14)は「もうちょっと守備力を上げてくれれば」とゲーム内容に注文を付けつつ、「今日の試合の調子が続けばJ1に昇格できる」と満面の笑みを浮かべた。



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