スキー合宿で集団感染 ノロ検出、中学生ら55人、嘔吐や下痢 茨城・神栖

茨城県神栖市は25日、市立中学校が19~21日、福島県内で行ったスキー合宿で、ノロウイルスとみられる集団感染があったと発表した。市教育委員会によると、25日までに生徒49人と教職員6人の計55人が嘔吐(おうと)や下痢、発熱などの症状を訴えた。症状のあった生徒4人から検体を採取したところ、全員からノロウイルスが検出された。いずれも軽症で回復に向かっている。
市によると、合宿には生徒163人と教職員13人の計176人が参加していた。同校は2次感染防止のため、22~26日の5日間を学年閉鎖とした。