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コンテナホテル 災害避難所活用 つくば市と企業協定 茨城

コンテナホテルの室内=つくば市台町
コンテナホテルの室内=つくば市台町


茨城県つくば市は、コンテナ型宿泊施設を全国展開するデベロップ(千葉県市川市)と災害時の協定を締結した。災害発生時、同社のコンテナホテルを被災者の避難所や外部からの応援人員の宿泊施設として活用する。同社と茨城県内自治体の協定は13例目となる。

同社のコンテナホテルは普段、宿泊施設として使われ、つくば市台町に2月26日開業した。56部屋を用意し、全室にユニットバス、テレビ、電子レンジ、空気清浄機などを備える。コンテナ同士は離れているため、隣室の音が聞こえにくいなど、静かさとプライバシー性に優れる。

ホテルは有事の際、大型トラックに積んで被災地へ移設する。同社によると、これまで国や自治体の要請を受けて7回使われてきた実績を持つという。

協定は2月1日に結ばれた。

五十嵐立青市長は「災害対応では地域や企業との連携が欠かせない。今回の協定を大変心強く感じている」と話している。



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