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TX土浦延伸へ 安藤市長「また一歩前進」 茨城県素案受け

定例記者会見を行う安藤真理子市長=土浦市役所
定例記者会見を行う安藤真理子市長=土浦市役所


つくばエクスプレス(TX)土浦延伸について、茨城県が2月に事業計画素案を発表したことを受け、同県土浦市の安藤真理子市長は3日の定例記者会見で、「長年にわたる私たちの悲願。土浦延伸の実現に向けて、また一歩前進した」と所見を述べた。

県の素案では計画区間をつくば-新土浦駅とし、JR土浦駅に隣接した終着駅を整備する。概算事業費は約1320億円。延伸に伴う沿線開発によって、移住増や企業立地など将来の需要拡大を見据えた予測を反映した上で、現在の秋葉原駅から東京駅への延伸と一体で整備した場合、27年後には収支が黒字化すると試算した。

安藤市長は「東京延伸と一体的に進めることで、地域経済の発展への起爆剤になる。県との連携を密にして、2045年の開業に向けて全力で取り組みたい」と話した。



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