夏の茨城高校野球 色あせぬ40年前決勝 土浦三、日立一OB集う
40年前の第67回全国高校野球選手権茨城大会決勝を戦った土浦三高と日立一高のOBらが16日、茨城県土浦市川口のジェイコムスタジアム土浦に一堂に集まった。降雨により、予定されていた熱戦の再戦は中止となったが、OBたちは高校時代を振り返りながら、現役生らに「甲子園出場を目指して頑張って」とエールを送った。
開会式だけは行われ、両校野球部の紹介後、バックスクリーンのビジョンにスタンドを沸かせたシーンなどの写真が映し出された。続いて、両ベンチ前でそれぞれが校歌を斉唱。現役生も大きな声を出した。
その後、当時の日立一高監督、小泉陽一さん(82)と、土浦三高監督で1994年に亡くなった粟野武さんの長女、新福典子さん(67)が「始球式」を行った。
小泉さんは「当時の記憶は色あせない。記念試合は土浦三側からの提案とあって、とてもうれしくなった」と喜び、新福さんは「厳しかった父もきっと喜んでいるはず」と話した。
決勝で投げた日立一高OBの増田和久さん(57)は「ユニホームを着て球場に入ったら40年前がよみがえった」と話し、土浦三高の先発投手だった鴨下正博さん(57)は「今もあの試合を思い出してくれる人がいてうれしい」と笑みを浮かべた。
OBからエールを受けた日立一高の高久凌輝主将(2年)は「甲子園出場という目標が具体的になった」と刺激を受けた様子。土浦三高の仲川泰峨主将(同)は「先輩が成し遂げられなかった目標を達成したい」と力を込めた。











