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茨城県人事 女性管理職120人 6年連続最多 通年異動導入

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は17日、2025年度の人事異動を内示した。管理職に当たる課長級以上の女性は120人に上り、6年連続で過去最多となる見通し。本庁の正部長には新たに7人を起用。年度当初の組織力低下を抑えるとともに、年間の業務動向に柔軟な人事配置をするため通年での異動を導入するなど、「挑戦できる体制」づくりを進める。

異動規模は前年から357人減の1517人。通年異動の導入で、7、10、1月ごろをめどに計300~400人ほどの異動を行い、例年規模を維持する。知事部局における61歳の定年退職者は92人。60歳の役職定年対象者は157人で、うち71人が職員として勤務を継続する。新規採用は61人増の269人を予定。

女性は課長級以上の管理職に新たに34人を登用する。全120人のうち部長・次長級は確認できる10年度以降で最多の15人、課長級も過去最多の105人に上った。採用試験区分や年齢にかかわらず若手職員を積極起用し、女性では本庁の次長級に52歳、正課長級に47歳とそれぞれ最年少を充てた。

本庁の正部長12人のうち、4人が60歳の役職定年、地方公務員法が定める役職定年の例外規定を適用していた2人が定年退職する。

正部長では、政策企画部長に木名瀬貴久県民生活環境部長(58)を充てる。後任の県民生活環境部長には石川仁営業戦略部理事兼ビジネス推進監(58)、防災・危機管理部長に横山卓生防災・危機管理部次長(56)、立地推進部長に池田正明土木部次長(57)、農林水産部長に三宅建史農林水産部次長兼農業政策課長(46)、土木部長に和賀正光都市局長(50)、会計管理者に掛札巧農林水産部次長(58)を起用する。

県人事の発令は4月1日、退職は3月31日。



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