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ボクシング 高橋さん(茨城・潮来高出身)、プロ2戦目挑む 活動6年の集大成

試合に向けて練習するプロボクサーの高橋覇琉斗さん=鹿嶋市宮下
試合に向けて練習するプロボクサーの高橋覇琉斗さん=鹿嶋市宮下


茨城県立潮来高を3月に卒業したプロボクサー、高橋覇琉斗(はると)さん(18)=千葉県香取市=が21日、東京・後楽園ホールで行われる試合に挑む。プロとして2戦目だが、就職を機に活動の一時休止を決めており、アマ時代を含めてボクシング歴6年の集大成となる。31歳の相手に「勝つことだけを考えている」と気合十分だ。

千葉県生まれ、茨城県鹿嶋市育ち。同市立平井中1年で「新しいことにチャレンジしたい」とボクシングを始めた。現在も通う鹿島灘ジム(同市宮下)で、ミットやサンドバッグなどを使って練習している。試合前は、ほぼ毎日訪れるという。

潮来高2年だった2023年8月、プロテストに合格した。プロボクサーになった時は「うれしいというよりも一安心」と試合に出られる喜びをかみしめた。

身長は165センチ、階級はバンタム級(53.52キログラム以下)。昨年も同じ級で挑戦したが、結果は引き分けで「悔しい」と話す。プロとしての戦績は1試合1引き分け。

今後は香取市内で働く予定で「いったん休止する」ことになった。今回の試合を集大成にしようと、1年かけて練習を重ね、坂での走り込みなどトレーニングに力を入れた。約1カ月半前からは食事制限にも取り組んできた。本番に向け「応援し支えてくれた人のためにも、相手に勝ちたい」と意気込みを見せた。



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