冬春トマト赤く 茨城・結城

茨城県内有数の冬春トマトの産地、結城市で生産者が収穫作業に追われている。
同市上山川のJA北つくば結城園芸部会施設園芸部の森田修一部会長(68)方のハウスでは、赤く色づいたトマトが連なって実っている。冬春トマトは寒い冬を越えるため糖度が高く、実がぎゅっと詰まっている。肉厚で甘みと酸味のバランスが良いのが特徴という。
息子の恭平さん(31)は「寒い時期を乗り越え糖度が高いトマトを食べてほしい」と笑顔。森田部会長は「新しくトマト作りに挑戦する人をバックアップし、後継者を増やしたい」と話した。同部会のトマトは「ゆうきのいまどきトマト」の名称で県内などに出荷されている。