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工事現場から敷鉄板200枚盗む 6県で103件、被害総額1億円 男4人組の犯行裏付け 茨城県警

茨城県警察本部=水戸市笠原町
茨城県警察本部=水戸市笠原町


茨城県警牛久、石岡、竜ケ崎の3署と県警捜査3課の合同捜査班は21日、窃盗罪などで起訴された住所不定、無職、被告の男(45)ら男4人が、同県など6県の工事現場から敷鉄板を盗むなど計103件の犯行を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害総額は約1億円。

同課によると、ほかの3人は茨城県ひたちなか市、無職、男(53)、千葉県東金市、同、男(55)、同市、同、男(26)。4人は共謀し、2022年4月ごろから24年6月ごろまでの間、茨城や千葉、栃木など6県で、夜間に工事現場から敷鉄板約200枚などを盗んだとされる。被害は茨城県が73件と最多で、同県内の水戸市が9件、つくば市と茨城町が8件だった。偽造したナンバープレートを付け、レンタルしたユニック車を犯行に使用し、多いときで23枚盗んだという。

盗品は同県笠間市の金属くず買取り業者などに1枚あたり約9万円で売却し、生活費や遊興費に充てたとされる。同買取り業者は今年2月、水戸地裁土浦支部で盗品等有償譲り受けの罪で罰金30万円の判決を受けている。



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