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「笠間工芸の丘」一新 茨城

式典であいさつする福永信一社長(左手前)=笠間市笠間
式典であいさつする福永信一社長(左手前)=笠間市笠間


笠間焼の魅力に触れられる茨城県笠間市笠間の体験型複合施設「笠間工芸の丘」が22日、リニューアルオープンした。2023年9月から改修工事が行われていた。記念式典で運営会社の福永信一社長は「社員全員で心を込めて精進していきたい」と意気込みを語った。

同施設は、笠間芸術の森公園に接する市有地に1998年4月にオープン。笠間焼の販売や体験ができる観光スポットとして親しまれてきた。営業開始から四半世紀近くたち、施設の老朽化が目立ってきたため、総工費約5億4000万円をかけ、設備の更新を中心に改修した。

本館機能を持つセンタープラザでは笠間焼や地元の特産品などを陳列し、販売フロアの照明が全て発光ダイオード(LED)化され、開放的で明るい雰囲気に。トイレを全て洋式化し、授乳室や化粧室も整えた。別棟を建て昨年4月に先行営業を始めた「クラフトカフェ」を含め、施設全体の魅力が高まった。

式典には招待者ら約40人が出席。福永社長に続いて、主催者あいさつをした山口伸樹市長は「すっきりした感じになり、良かった」と述べた。来賓代表を含めた6人でテープカットも行われた。



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