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小石川中教校(東京)V 茨城・つくばで科学の甲子園

科学の甲子園全国大会で優勝した東京都代表の都立小石川中等教育学校のメンバー=つくば市竹園
科学の甲子園全国大会で優勝した東京都代表の都立小石川中等教育学校のメンバー=つくば市竹園


都道府県代表の高校生がチームを組んで科学分野の課題に挑む第14回科学の甲子園全国大会(科学技術振興機構主催)で、東京都代表の都立小石川中等教育学校が総合優勝した。23日、茨城県つくば市竹園のつくば国際会議場で表彰式が行われ、チームメンバーに表彰状やトロフィーなどが贈られた。茨城県代表の県立土浦一高は入賞を逃した。

各都道府県の代表選考には717校の8158人がエントリー。選抜された47都道府県代表校の1、2年生6~8人がチームを組み、各競技の成績点数の合計で順位を争った。

初日21日は理科、数学、情報の各科目から出題される筆記競技を実施。22日は、回転エネルギーを蓄えるフライホイール(はずみ車)を使った台車によるレースなどの実技競技を行った。

小石川中等教育学校のキャプテン、赤澤佑月さん(17)は「メンバーの特性に合わせて実技の担当者を決めたのが良かった。ミスもあったが、力を合わせてうまくやることができた」と笑顔を見せた。

土浦一高の金子拓生さん(17)は「実技で普段は使わない技能が試され、難しかった。実験に慣れているか、いないのかで差がついたと思う」と話した。

総合成績2位は諏訪清陵高(長野)、3位は守山高(滋賀)だった。



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