茨城県古河市鴻巣の古河公方公園で、ハナモモが見頃を迎えた。古河桃まつりが開催中で、鮮やかな桃色の花が来場者を出迎えている。

園内には6種、計約1800本のハナモモが並ぶ。このうち9割を占める早咲きの「矢口」と、透き通るような純白の「寒白」が見頃となっている。降雪の影響で例年よりやや遅れたが、暖かい日が増えるにつれ、開花が進んだという。

千葉県市川市から夫婦で訪れた大金眞人さん(73)は「菜の花とのグラデーションがきれい」と見とれていた。見るのは初めてという茨城県龍ケ崎市の公務員、横川勝さん(55)は「いい時期に来てよかった。来年も見たい」と話した。