県道結城坂東線バイパス開通 圏央道へアクセス向上 茨城・坂東

茨城県坂東市内の県道結城坂東線バイパス(同市弓田-駒跿間)約2キロが27日、開通した。バイパスは全線開通となり、市街地から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)坂東インターチェンジ(IC)へのアクセスが向上する。
同線は同県結城市から坂東市を結んで県西地域を南北に貫く幹線道路。バイパス開通により、市役所などがある市街地から坂東ICまでの時間が大きく短縮され、市街地の渋滞緩和や人流・物流の効率化が期待される。幅員16メートル(片側1車線)。
同日は開通に先立ち、現地で安全祈願が行われた。関係者や来賓、地元区長らが出席。木村敏文市長はあいさつで「待ちに待った完成。市ではハイウエーオアシス事業、工業団地造成などが進んでいる。圏央道効果がより一層得られる」と期待を込めた。その後、安全を祈願し、テープカットで開通を祝った。