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茨城の3高校新聞部 総文祭へ交流 つくば秀英・岩瀬日大・古河中教校 今夏、香川で開催 合同取材や情報交換

「食の多様性」について取材する新聞部の生徒たち=つくば市島名のつくば秀英高
「食の多様性」について取材する新聞部の生徒たち=つくば市島名のつくば秀英高


香川県で今夏開かれる全国高校総合文化祭(かがわ総文祭2025)の新聞部門に茨城県代表として参加する3校の新聞部が、本番を想定した合同取材や新聞作成会を行い、実践を重ねている。かがわ総文祭に参加するのは、県高校新聞コンクール(県高校文化連盟新聞部会主催)で上位入賞を果たしたつくば秀英高(つくば市)、岩瀬日大高(桜川市)、県立古河中等教育学校(古河市)の3校。

17日に行われた交流新聞作成会(同部会主催)には3校の29人が参加。つくば市天王台の防災科学技術研究所を見学したほか、つくば秀英高で、ヴィーガン料理の専門レストラン「香色茶坊」(同市吾妻)を営む及川和重さん(61)をインタビュー。取材後は、3校混合の6班に分かれ約2時間で手書きの新聞を作成した。

同校2年の木村優太さんは「初対面で最初はコミュニケーションを取るのが難しかったが、仲良く楽しく活動ができた。本番も楽しみたい」と力を込めた。岩瀬日大高1年の竹内琉桜さんは「新聞作成は簡単なようで難しかったが、無事に新聞が完成して達成感があった」と振り返った。

年2回実施している交流新聞作成会は、2017年から始まり9回目。立ち上げから携わる、つくば秀英高の中川正典教諭は「総文際に向けて技術向上と情報交換ができればと始めた。全国の舞台で入賞できるまでになり、レベルアップが図れたのでは」と感想を話す。古河中教校5年(高2)の竹中洸喜さんは「昨年の『ぎふ総文』では交流新聞作成会の経験が生きて、練習しておいて良かったと感じた。今回も知見を深めることができた」と話した。



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