水上自転車で花見体験 台湾LCC関係者ら 茨城県、定期便の利用促進策 土浦

茨城空港への定期便を運航する格安航空会社(LCC)の関係者が28日、茨城県土浦市内の新川で水上サイクリングのお花見を体験した。一行は元タイガーエア台湾の董(とう)事(じ)長(ちょう)でチャイナエアラインの陳漢銘総経理をはじめ、タイガーエアの社員、現地のインフルエンサー5人を含む10人。台湾便の利用促進策として県が実施した。
新川の両岸は約2キロにわたって約200本のソメイヨシノの並木が続き、花見スポットになっている。水上サイクリングは自転車愛好家の宿泊に力を入れる地元のホテル「BEB5土浦by星野リゾート」が企画した。
一行は交代で水上自転車に乗り、ゆっくりと進みながら咲き始めた桜を撮影したり、眺めたりしながら楽しんだ。陳怡珊さんは「珍しい体験で楽しかった。満開ならば夢のような空間を体験できる。いつもの花見とは違う角度から楽しめると紹介したい」。陳総経理は「とてもいいスポット。インフルエンサーを通してPRしていきたい」と話した。