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茨城・東海第2 安全対策工事「着実に進行」 原電・村松社長 相次ぐ火災に謝罪

記者会見する日本原子力発電の村松衛社長=東京都千代田区
記者会見する日本原子力発電の村松衛社長=東京都千代田区


東海第2原発(茨城県東海村)を運営する日本原子力発電(原電)は31日、東京都内で新年度の経営基本計画に関する記者会見を開いた。村松衛社長は、2026年12月に完了を目指す東海第2の安全対策工事を巡り、「全体の状況は着実に進んでいる」と強調した。

村松社長は会見で、安全対策工事の進捗(しんちょく)について、「躯体(くたい)工事はおおむね8割が完了した。防潮堤も不具合箇所を除いてほぼ完成した」と説明。防潮堤の構造変更案は現在、原子力規制委員会の審査会合が継続中で「規制当局と地域の理解を得ながら進めたい」と述べた。

相次ぐ火災についても言及し、「安全文化の徹底が不十分だった。地域の皆さまに大変なご心配をおかけしている」と謝罪した。

原電は1日付の組織改正と役員人事も発表した。敦賀事業本部に原子力リサイクルビジネス推進チームを新設。廃止措置プロジェクト推進室長の桐山崇氏が新たに執行役員となる。



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