茨城県鉾田市議会は31日、臨時会を開き、当初案から4億8150万円減額し268億5449万円とする2025年度一般会計当初予算の再修正案を可決し、閉会した。子育て支援住宅整備の調査業務等委託料などを削除。3月25日の定例会で否決した当初案、修正案から内容が変更となった。

再修正案では、ほかに旭市民センター一般管理事業の庁舎等維持修繕工事費や、公立認定こども園整備に係る基本計画業務委託料、生活道路整備事業の工事費、国道51号整備に伴う防火水槽撤去工事費などの経費を削除した。

有機フッ素化合物(PFAS)対策事業の水質検査等委託料や、涸沼・鹿島灘海岸地区道路整備事業の涸沼駅・国道51号間の調査測量委託料を追加した。

予算を巡っては、市議会は定例会最終日の3月25日、273億3600万円の25年度一般会計当初予算案を賛成少数で否決。同日、執行部から提出された修正案も賛成少数で否決して閉会していた。